九手連の掲示板

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九州手話サークル連絡協議会の掲示板を再設置いたしました。

「上手」と「分かる」の違い・・・通訳者のエッセー - 大分県聴覚障害者協会

2018/06/26 (Tue) 22:33:29

「上手」と「分かる」の違い
ろう者から「手話、上手、上手」と言われるのは、私たち手話学習者にとっては非常にうれしいことであり、今後の励みになることばです。
私も「手話上手ですね」と言われ、有頂天になっていた、若かりし頃がありました。
しかし、若い通訳者との会話を終えたろう者が、「彼女は手話が上手だね。で、彼女は何と言っていたの?」と私に聞いてきた事がありました。
私は「手話が上手と言っていたのに、何を言っているか分からなかったの?」と聞くと「手話をスムーズに美しく使っており、自分はあんなに使えないので上手と思う」とのこと。その時に初めて気づきました。「上手」と言われただけで喜んでいてはいけないのだと・・・。
あなたの手話は「分かる」と言われなければならないことを。
手話が社会の中で蔑視され、人に隠れて手話を使っていた時代に生きてきたろう者は、自分たちのことばである手話に「自信」と「誇り」持てないでいたわけです。その自信と誇りは、社会的に奪われたものだと言っていいでしょう。
そういう意味で、聞こえる人たちの使っている手話が正しいと思い込む癖を身に付けた結果が「上手」と「分かる」を使い分けているのかもしれません。

手話通訳者のエッセー 大分県聴覚障害者協会で販売800円

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